市民の政策研究会「くるま座」 詳細予定表
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   13:30〜16:00
韓国併合100年・歴史の責任と市民の連帯

対談 内海愛子さん×イ・ヨンチェさん

☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆
 
                        主催・「聖戦大碑」撤去の会
2010年8月1日(日)・午後1時30分より
労済会館3階大ホール(金沢駅西)
協力金 500円

「大東亜聖戦大碑」の撤去を求め続けて10年、そして、韓国併合から100年目の節目の年に、日本とアジアの関係、とりわけ、日韓・日朝関係のこれまでと、これからを考えることは意義のあることではないでしょうか。今回は、この分野の第一人者であり、市民運動にも参加されている内海愛子さんと、韓国で民主化運動を闘った後に、来日され、現代韓国を紹介しつつ、市民の交流を進めているイ・ヨンチェさんをお招きし、それぞれの立場からお話をうかがいたいと考えています。私たち自身の歴史認識を検証し、加害の歴史を見つめ直してみませんか。

韓国併合100年・歴史の責任と市民の連帯
内海愛子さん×対談×イ・ヨンチェさん

〇内海愛子さん
日本朝鮮研究所、インドネシア国立パジャジャラン大学、恵泉女学園大学などを経て、現在、早稲田大学大学院客員教授。1960年代から在日コリアン女性の聞き書きグループ(むくげの会)に参加。現在、韓国人BC級戦犯の戦後補償を支える市民グループや、「戦争体験を掘り起こす会」で活動。主要著書『赤道下の朝鮮人反乱』『朝鮮人BC級戦犯の記録』『スガモプリズン−戦犯たちの平和運動』『戦後補償から考える日本とアジア』『キムはなぜ裁かれたのか』など。
〇イ・ヨンチェ(李泳采)さん
現在、恵泉女子大学専任講師。韓国で市民運動に参加した後、1998年に来日。日韓・日朝関係を専門とし、日韓市民団体交流のコーディネーターを務める。靖国キャンドル行動等の事務局に参加。韓流ドラマや映画を通じて現代韓国を伝える市民講座の講師も務めている。主要著書『なるほどこれが韓国か!』『「初恋」からノムヒョンの死まで』など。

<お二人に思いを語っていただいた後、韓国併合100年にあたり、歴史の責任と市民の連帯の可能性について対談していただき、時間の許す限り会場との質疑応答を行いたいと考えています>

「大東亜聖戦大碑」の撤去を求め、戦争の美化を許さない会(「聖戦大碑」撤去の会)
金沢市西念3−3−5石川県勤労者福祉文化会館5階平和運動センター内
「大東亜聖戦大碑」の撤去を求める全国集会
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   19:00〜21:00
韓国併合は合法だったのか?―『韓国併合』輪読会中間報告2―
                                 半沢英一
 「韓国併合百年にあたり日本の市民が韓国併合の歴史を学ぶ」意義を考えて始められた海野福寿『韓国併合』輪読会も、7月16日に第10回を終え第五章の第三次日韓協約(すでに外交権を奪った韓国から内政権を奪い併せて高宗皇帝を退位させた)後、朝鮮半島各地に立った義兵を日本軍が凄惨なジェノサイドの末鎮圧したところまで読み終わりました。これまでの出席者はのべ92名で平均9名強の参加で行われたことになります。ご出席いただいた方々に厚く御礼申し挙げます。
 同書は豊富な史実が紹介され文章も流暢でその点では優れた歴史書だと思うのですが、「韓国併合は道徳的に不当だったが当時の国際法上は一応合法的に行われた」という立場をとっており、韓国から強い反発を受けたことは先にお断りしたとおりです。その点についても輪読会内でいろいろな議論がなされたのですが、1969年ウィーン条約で明文化された「国家代表者に対する脅迫行為によってもたらされた条約は無効」という法理が韓国併合当時も慣習法としてあったことを認め(p163)、第二次日韓協約が王宮内を日本軍が制圧し大臣に対する殺害の脅迫さえ伴って行われたことを叙述しながら(p160〜1)、なおそれが国家代表に対する脅迫か(当時合法とされた)国家に対する脅迫か不分明とする姿勢には(p163)、疑問を抱かざるをえません。
海野さんの主観的誠実さを私は疑ってはいないのですが、海野さんも何らかの「アイデンティティの牢獄」にあるように感じられました。そしてこの間、その牢獄の主な鉄格子は、立作太郎(たちさくたろう)以下の日本国際法学にあるのではないかとも思われ始めました。当時の国際法はもちろん帝国主義列強のご都合主義の表現でもありますが、それでも帝国主義国家の暴走を束縛する規範としての一面も持っていました。国際法から「国家の暴走に対する規範」としての性格を奪い、日本帝国主義の都合に合わせ辻褄を合わせた国際法理論を「構築」したのが立以下の日本国際法学であり、海野さんはそこまで掘り下げた歴史批判ができなかったのではないかと思われたのです。
ともあれ、くるま座輪読会は『韓国併合』に学ばせてもらったことを感謝しつつも、韓国併合は合法であったとする海野さんの立場を支持するわけにはいかないことを、表明させてもらいます。
なお『韓国併合』は残った第六章を後二回で読了する予定ですが、くるま座総会、また八月中旬に私と田村光彰さんが韓国禮山郡の「韓国併合百年セミナー」から招かれ不在なことから(私は「韓国併合百年と「坂の上の雲」放映」という報告をさせてもらう予定です)、その二回は8月27日と9月10日とさせてもらいます。第六章ではいよいよ併合そのものが説明されますが、総集編なので初めての方でもとまどわれることなく参加していただけるかと思います。多くの方のご来場を期待しています。
海野福寿 『韓国併合』(岩波新書) 第11回輪読会
8月28日入力 08.28(土)
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