市民の政策研究会「くるま座」 詳細予定表
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一括入力 日付 2013年11月のスケジュール(詳細を確認するには、予定名をクリックしてください)
11月1日入力 11.01(金)
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   19:00〜21:00
『いま、「憲法改正」をどう考えるか』輪読会報告
 および『「村山・河野談話」見直しの錯誤』新輪読会案内       半沢英一
 くるま座隔週金曜夜輪読会は、第17番目のテキストである樋口陽一『いま、「憲法改正」をどう考えるか』を、9月6日、第5回目の会で読み切りました。参加者はのべ39名、平均8名弱でした。お忙しい中ご参加いただいた皆様に、厚く御礼もうしあげます。
 さてこの間さまざまな処で論じられてきたことですが、自民党「憲法改正」草案の問題点は、おおよそ四点に分けられると思います。
 第1点は、その人類全体の動きに背を向け、ひたすら矮小な「日本」(「日本」のとらえ方自体に問題がありますが)アイデンティティに引きこもろうとする病的な退嬰性です。
 端的にそのことは、「人類普遍の原理」に依拠した現憲法前文が「日本国」の「長い歴史と固有の文化」(改正草案を書いた人たちにそれが分かるほどの教養があるとは思えませんが)のみに依拠するものに書き換えられこと、現憲法における基本的人権が「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」であることを宣言した第97条が完全に削除されたことに現れています。
 さらにそのことは、現憲法第13条の「人間は個人として尊重される」の「個人」が「人」に変更されている点に現れています。本年6月7日の金沢大学講演で樋口先生は「日本国憲法でもっとも重要な条項は第13条だ」と言われたように、「個人の尊重」は近代憲法の魂であり、共同体からの独立を意味する「個人」と一般的な「人」はまったく異質の概念であり、これは些細な変更ではありません。
 第2点は、憲法の最高法規性を解体し、時の権力が恣意的な政策をとれることを可能にする規制緩和性です。そのことは現憲法第96条における、衆参両院での三分の二の賛成、その後の国民投票における過半数の賛成という改正要件の前者を、衆参両院での二分の一の賛成に変えることに現れています。
 憲法は第一に権力を縛るものですが、人民もまた大きく間違う(例えばナチの政権奪取)のは歴史の教訓です。そのために憲法改正要件が厳しくあるのは当然のことなのに、改正草案の作成者はそんなことを気にしていません。また現憲法96条の改正要件は厳しすぎ、国民の権利を奪うものだといった宣伝がだいぶなされましたが、世界の憲法事情を鑑みればそれはまったくの虚偽です(拙稿「96条覚え書き」参照)。この規制緩和性は、「日本を世界でもっとも企業が活動しやすい国にする」露骨にいえば「日本を世界でもっとも労働者を奴隷扱いにできる国にする」安倍政権の性格の反映とも云えるでしょう。
 樋口先生は先述した金沢大学講演冒頭で「自民党改正草案は、明治憲法への復帰などというしろものではないという、恐るべき現実にわれわれは直面している」といわれましたが、以上2点を見れば非常に納得できるご指摘だと思います。
 第3点は、第21条(表現の自由)、第26条(教育権)、第28条(労働権)、第29条(財産権)などに規定された基本的人権に、さまざまな条件が課せられ、事実上基本的人権が否定されていることです。
 そもそも基本的人権は、無条件に、あるいは他の基本的人権に抵触する場合に限り制限されてこその基本的人権なのであり、「交益および公の秩序に反しない限り」といった曖昧な制限が課されればそれはすでに基本的人権ではありません。樋口先生はこのことを「例外の原則化」と適切に標語化されています。
 第4点は、第1条で「日本国の象徴」であった天皇が「元首」となり、第9条の戦力不保持と交戦権否認の文言が削除され「国防軍」が置かれることです。
 この第4点は、前の3点と違って近代憲法の原則に抵触するものではありません。しかし日本はアジア太平洋戦争で敗れポツダム宣言を受諾した国です。また現在の国際秩序である国連の体制もドイツと日本のファシズムを打倒し、ドイツと日本が否定しようとしたヒューマニズムと民主主義を原則として形成されました。さらに本来なら戦犯として裁かれるべきであった昭和天皇を、東京裁判への訴追から逃れさせる代償として第1条と第9条がセットで憲法に組み込まれたことは歴史の常識です。第1条と第9条の改変を行えば日本が国際的孤立に陥ることが、改正案を案出した人々には分かっていないようです。
 また第9条は、有名無実化していると罵詈されているのにほど遠く、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争に日本が全面的にまきこまれることを防ぐ、巨大な役割をはたしてきました。これが自民党改正草案のごとく改変されたとき、どのようなことが起こるのか日本人一人一人が深く考えるべきでしょう。
 『いま、「憲法改正」を考える』では以上のような問題点が具体的な歴史にもとづいて論じられ、興味深い輪読ができたように思われます。
 引き続いて、くるま座隔週金曜夜輪読会は、林博史・俵義文・渡辺美奈『「村山・河野談話」見直しの錯誤』かもがわ出版2013を第18番目のテキストとして選び、9月20日(金)19時(開場18時30分)から輪読を開始します。
 日本軍「従軍慰安婦」(正確には日本軍性奴隷)問題に対し安倍首相は「官憲が家に押し入って人さらいのごとく連れて行くというそういう強制性はなかった」(2007参院予算委員会)などという、同じ日本人であることが恥ずかしくなるような思考停止の言い訳を続けています。そもそも北朝鮮に拉致された人々は「家に押し入って人さらいのごとく連れて行かれた」わけではありません。手段はともあれ結果として奴隷的状態におかれたことが問題なのであって「狭義の強制」があったかどうかは問題の本質ではありません。またそういう「狭義の強制」を行う必要がなかった旧植民地以外の占領地、例えばインドネシアなどでは「狭義の強制」が行われたことが分かっています(有名なスマラン事件)。
 村山・河野談話の見直しには、「憲法改正」と同じくこれからの人類社会で生きていくことへの見通しのなさ、それから生じる怖れからくる、退嬰的なアイデンティティへの引きこもり衝動がうかがわれます。
 『「村山・河野談話」見直しの錯誤』は、「従軍慰安婦」問題の史実確認の他、日本の歴史認識の歴史的経過、日本を見つめる世界のまなざしなどが紹介され、まさに今日本人に読まれるべき本だと思われます。多くの人の輪読会へのご参加を期待してやみません。
『「村山・河野談話」見直しの錯誤』第三輪読会
11月2日入力 11.02(土)
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   14:00〜16:30
特別講演  五十嵐正博さん  憲法9条と集団的自衛権

お話    白崎良明さん  憲法9条と憲法25条 〜核廃絶・脱原発を考えて 平和憲法公布67年記念石川県民集会
11月3日入力 11.03(日)
文化の日

11月4日入力 11.04(月)
振替休日

11月5日入力 11.05(火)
11月6日入力 11.06(水)
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   19:00〜21:00
金沢はどのような町となればいいのか?自由に討論します



森かずとしのワイワイ談話室 2012年12月10日から


(1)新たな金沢の都市像について 
  山野市長は、提案理由説明の冒頭で、「新たな都市像検討懇話会」が先月末に行った提言について言及されました。
  私は、3月議会において、県外有識者からなる「責任と誇りを持てるまち金沢像懇話会」の提言について、次のように評価しました。世代を超えた社会的包摂というコミュニティ論、自治意識による福祉環境平和都市、自治の歴史としての一向一揆100年の評価、都市の芸術文化力の価値づけ、経済活動と環境政策との統合、伝統文化と自然エネルギー、こういった考えには共感する。そして、金沢の将来像は金沢市民が主体的に議論し、市民的な合意を形成していくべきものだから、外から示された提言をどのように金沢主体の将来構想に発展させていくのかと、そのプロセスを伺いました。
  今ほど私が述べた「責任と誇りを持てるまち金沢像懇話会」の提言と今回の提言「世界の『交流拠点都市金沢』の実現」を読み比べますと、その世界観とも言うべき価値観において、いささか大胆さを失い、従来延長型のまちづくり提言に縮小してしまったような印象が否めないのです。地域で暮らす金沢市民が多様にもつまちの将来への潜在的な問題意識をどこまで反映できているとお考えか、市長にますは、今回提言された新たな都市像検討懇話会提言に対する受けとめをお伺いします。
  次に、その表題となっている「交流拠点都市金沢」の基本的なイメージとはどのようなものとして市長は受けとめておられるのか、お聞きします。
  ところで、現在、本市は、世界都市構想第2次基本計画の実施にとりくんでいるところです。市長は、この提言に示された骨子案にもとづいて、年度末に新たな都市像を策定したいと述べておられますが、平成27年度までの遂行を目指して策定された第2次基本計画との関係性、即ち「世界都市構想」に替わる新しい都市構想として、新たな都市像が策定されていくのか、改めて、その位置づけについてお考えをお聞きします。
  さて、私は、今回の提言「世界の『交流拠点都市金沢』の実現」の内容について、物足りなさを覚えると申しました。その都市像並びに重点方針に示された具体的な項目においては、金沢の歴史に対する認識、歴史、文化、教育をも含んだアジアや世界との関わりのあり方、産業創出における「著名人による」ネットワークのもつ意義、或いは、交流人口創出やまちの活性化の基盤でり、まさに都市の装置としての公共交通の大胆な構想が伺えないこと、さらには、コミュニティ活性化、市民参画の前提となる金沢の市民協働の現状分析などが不鮮明なままのように思われます。そうした創造の原点となる批判的な視点と、
 行政にありがちなある種の無難さを飛び越えたような議論がさらに必要ではないでしょうか。新しい都市像の構築には、住民参加による活力が不可欠であることは論を待ちません。真に市民とつながる、市井で暮らす一般市民の中にある、まちに寄せる率直な問題意識や大胆な発想を取り込む議論の場が用意されるべきだと思います。都市像策定までの市民参加の手法についてどのようにお考えかお聞かせ下さい。
 金沢ざっくばらん  交流拠点都市金沢 を考える
11月7日入力 11.07(木)
11月8日入力 11.08(金)
11月9日入力 11.09(土)
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   13:30〜17:00
2013年公教育計画学会研究集会in金沢

集会テーマ「安倍政権:『戦後レジーム』からの脱却?!と教育」
日程 2013年11月9日(土)研究集会
       11月10(日)スタディツアー
会場 「金沢大学サテライトプラザ」3階集会室http://www.adm.kanazawa-u.ac.jp/ad_koho/satellite/
【11月9日】研究集会
受付                            13:00〜
事務連絡、嶺井正也会長挨拶                 13:30〜13:45
講演                            13:50〜14:50
 石川多加子会員(理事・金沢大学);「自民改憲草案と教育・研究の危機」

シンポジウム 「教育再生実行政策で公教育はどうなるか」   15:00〜17:00
 司会 国祐道広理事(副会長・「教育と国家」研究所)
パネラー
・盛本芳久会員(石川県議会);石川から見る教育の問題状況
・森一敏会員(前金沢市議会);学校選択制はまた拡大するか
・中村文夫理事(事務局長・教育行財政研究所);日本版教育バウチャー制度の導入か
 終りのあいさつ                       17:00〜17:05

     
2013年公教育計画学会研究集会in金沢
11月10日入力 11.10(日)
11月11日入力 11.11(月)
11月12日入力 11.12(火)
11月13日入力 11.13(水)
11月14日入力 11.14(木)
11月15日入力 11.15(金)
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   19:00〜21:00
  
物語 朝鮮王朝の滅亡
 金重明著
 (新赤版1439)

     
 近代朝鮮の人々は何を考えていたのか?

 『坂の上の雲』をはじめとする小説で司馬遼太郎は、明治という時代を明るく、飛躍する時代として描いていますが、そこに描かれている日清戦争、日露戦争の戦場となった朝鮮から見ると、はたしてどのような時代だったのでしょうか?

 朝鮮王朝は、近代資本主義という世界システムが東アジアを呑み込んでいく激浪の時代に滅亡し、植民地となっていきました。本書は、その過程を明治日本との関わりに焦点をあてて描きだした歴史物語です。明治日本と朝鮮の等身大の関係が浮かびあがってくると同時に、洪大容らの実学者、近代朝鮮を代表するジャーナリスト張志淵、思想家・申采浩らの歴史的文献が手軽に読め、朝鮮の人々が何を考えていたがよく分る一冊です。ぜひ書店でご覧ください。

(新書編集部 平田賢一) 
 
      

  
■著者からのメッセージ

 朝鮮が植民地となっていく過程を、物語のように平易に書いてみたい、とずっと思っていた。日本と朝鮮の現在と未来を考える上で必要不可欠な知識であるにもかかわらず、多くの人々の常識になっているとはとても言えないのが現状だからだ。……儒教の原点に立ち返ろうとした朝鮮近世の実学者は、実心実用を重視した。近代以後の科学技術は、なるほど実用の学ではあったが、実心―誠の学、真実の学であるかどうかをみずから厳しく問い続ける姿勢―が欠如していた。たとえば、あらゆる化学的処理を拒絶する猛毒を子孫に残す原子力発電所の開発やわずか10人の豪奢な暮らしを3990人の犠牲の上に成り立たせることをめざす新自由主義の経済理論を、実学者ならどう評価するだろうか。実学を現代の視点から問い直す意味はこのようなところにもあるだろう。 

(本書「あとがき」より) 
 
      

  
■著者紹介
金 重明(キム・チュンミョン)1956年生まれ。小説家。
  著書に『算学武芸帳』(1997年、朝日新聞社、第8回朝日新人文学賞受賞)、『抗蒙の丘―三別抄耽羅戦記』(2006年、新人物往来社、第30回歴史文学賞受賞)、『戊辰算学戦記』(1999年、朝日新聞社)、『皐の民』(2000年、講談社、2006年、勉誠出版『〈在日〉文学全集』第13巻所収)、『北天の巨星』(2010年、講談社)、『13歳の娘に語る ガロアの数学』(2011年、岩波書店)、『13歳の娘に語る ガウスの黄金定理』(2013年、岩波書店)ほか。


  
      

  ■目次    

      
   はじめに   
  
 
   

  
第1章 
近代朝鮮の前夜―実学者たちの構想   
  1 英正時代―朝鮮王朝中興の名君
 2 硬直化した朱子学に叛旗をひるがえした実学
 3 地球は丸く、自転している―洪大容
 4 すべての学問は民を豊かにするために―朴趾源・朴斉家
 5 役に立たない学問は死んだ学問である―・
6 洗礼を受けた士大夫―キリスト教の浸透 
    

  
第2章 
開国か、鎖国か―揺れる朝鮮半島   
  1 空白の80年―正祖の急死と実学者の受難
 2 常軌を逸した収奪と社会不安―民乱の時代
 3 外国船現れる―大院君の鎖国政策の中で
4 清に翻弄される日本―朝鮮の内政に干渉 
    

  
第3章 
日清戦争は日朝戦争として始まった―戦場は朝鮮だった   
  1 徹底した平等主義の農民軍―東学の創建
 2 日本、清を戦争に引きずりこむ―豊島沖の海戦
 3 農民軍の敗北と残党狩り―日常化する残虐行為
 4 王宮に乱入した日本人―后妃・閔妃を殺害 
    

  
第4章 
朝鮮王朝の落日―併合条約の締結   
  
1 国王から皇帝へ―大韓帝国を宣言
 2 日本の朝鮮支配への道―日露戦争から保護条約へ
3 抵抗する朝鮮の人々―愛国啓蒙運動と義兵運動
 4 花電車で祝う日本人―朝鮮滅亡の日
 
    

   あとがき
 主要参考文献
  略年表
  索引   


  ■岩波新書にはこんな本もあります   
  
近代朝鮮と日本
 趙 景達著 新赤版1397 
日韓併合小史 山辺健太郎著 青版D128 

日清・日露戦争  シリーズ日本近現代史
 原田敬一著 新赤版1044 
コロニアリズムと文化財―近代日本と朝鮮から考える 荒井信一著 新赤版1376 
朝鮮通信使―江戸日本の誠信外交 仲尾 宏著 新赤版1093 
 
 物語  朝鮮王朝の滅亡第一回輪読会
11月16日入力 11.16(土)
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   14:00〜16:00
「格差社会の中で教育を考える11.16県民集会」のご案内

 連日のご健闘に心から敬意を表します。
 先の総選挙、そして参議院選挙における圧勝によって、安倍政権は衆参両院
において絶対安定多数を誇り、それこそやりたい放題の危険な状況が続いてい
ます。具体的には、憲法、外交、原発、労働問題などなどですが、教育に関し
ても先の民主党政権のもとで成立した高校授業料無償化に所得制限を設ける動
きなどが具体化する現状です。
 そこで標題の件ですが、「石川県民の会」が主催する恆例の県民集会が今年は
下記の日程で開催されます。つきましては、私ども撤去の会が構成団体の一翼
を担っているという関係もありますので、是非ともご都合のつく限り積極的に
ご参加いただくようお願い申し上げる次第です。どうぞよろしくお願いいたし
ます。

と き  11月16日(土)午後2時より
ところ  野ノマ市市文化会館フォルテ 小ホール



講演会
  演題:「教育の現状をどうとらえるか」
       一今.わたしたちに問われていること一
  講師 :長尾彰夫(大阪教育大学学長)

主催:憲法 '47教育基本法の理念の実現をめざす石川県民の会
協賛:一般社団法人石川県労働者福祉協議会  公益財団法人日本教育公務員弘済会石川支部


■「県民の会」構成団体
 ・連合石川・連合かなざわ・連合石川総研一石川県平和運動センター・真宗大谷派有志・人権フォーラム石川
 ・石川県社会法律センター・聖戦大碑撤去の会・環境NGO r地球の友金沢」・NPO法人地域支援センターポレポレ
 ・金沢つながりの会・変えよう<金沢>ネットワーク・社会福祉法人ゆい・石川県労働者福祉協議会
・石川県勤労者協議会・金沢市勤労者協議会・いしかわ教育総合研究所一石川県退職教職員協議会
 ・石川県退職女性教職員協議会ことじ会・石川県高等学校退職教職員協議会一石川県民主教育政治連盟
 ・石川県高等学校教職員組合・石川県教職員組合

        口連絡先:「県民の会」事務局 TEL 076-263-2368 (石川県教職員組合内)

「格差社会の中で教育を考える11.16県民集会
11月17日入力 11.17(日)
11月18日入力 11.18(月)
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   18:00〜20:00
11・18 「この人たちも護る日本国憲法」講演会のお知らせ




9条あるがに、戦争する法律つくらんといて!
*

日 時  11月18日(月)午後6時15分〜
*****・終了後、デモ行進あり  <参加無料>

場 所  石川県教育会館 3F ホール

テーマ  「この人たちも護る日本国憲法
*******〜宮澤喜一から吉永小百合まで〜」

講 師  佐高 信(評論家・週刊金曜日編集委員)

主 催  石川県憲法を守る会
11・18 「この人たちも護る日本国憲法」講演会のお知らせ
11月19日入力 11.19(火)
11月20日入力 11.20(水)
11月21日入力 11.21(木)
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  第52回よもやまニュー本市  11:00〜18:00
皆 様                 
よもやまニュー本市のご案内

 いつもご来場ありがとうございます。通算第50回ニュー本市のご案内です。どうぞご越し下さい。世話人森の予定は流動的ですが、会場に出られるよう努めます。暮らしに関わる四方山話も期待しています。さまざまの方の交流の場になればと願っています。
              記
第51回ニュー本市 
11月21日(木)11:00〜18:00
        〔設営作業10:00より〕
11月22日(金)10:00〜17:00
           〔撤収17:00より〕
会場:アートシアターいしかわ
     片町ラブロ7F TEL  076-220-1888

求む!ボランティア協力者
 会場の設営  本の搬入 本の整理 本の搬出、お手伝いして下さる方、大歓迎です。
    090-3766-2364 森下まで連絡いただけると助かります。

連絡先 世話人 森 一敏   自宅  076-247-1793(FAX  兼)
石川県教組金沢支部内事務所 076--232-1304
11月22日入力 11.22(金)
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  第52回よもやまニュー本市  10:00〜17:00
皆 様                 
よもやまニュー本市のご案内

 いつもご来場ありがとうございます。通算第50回ニュー本市のご案内です。どうぞご越し下さい。世話人森の予定は流動的ですが、会場に出られるよう努めます。暮らしに関わる四方山話も期待しています。さまざまの方の交流の場になればと願っています。
              記
第51回ニュー本市 
11月21日(木)11:00〜18:00
        〔設営作業10:00より〕
11月22日(金)10:00〜17:00
           〔撤収17:00より〕
会場:アートシアターいしかわ
     片町ラブロ7F TEL  076-220-1888

求む!ボランティア協力者
 会場の設営  本の搬入 本の整理 本の搬出、お手伝いして下さる方、大歓迎です。
    090-3766-2364 森下まで連絡いただけると助かります。

連絡先 世話人 森 一敏   自宅  076-247-1793(FAX  兼)
石川県教組金沢支部内事務所 076--232-1304
11月23日入力 11.23(土)
勤労感謝の日

11月24日入力 11.24(日)
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   14:00〜16:00
みなさま、こんにちは。「原発・いのち・みらいシリーズ講演会」を開催してお
ります石川県保険医協会の小野です。

早速ですが、シリーズ第8回目の講演会を企画しましたので、ご案内いたします。
今回は「原発の危険から子どもを守る北陸医師の会」の立上げにも尽力された
金沢大学小児科学教授の谷内江昭宏先生が講師です。

原発・いのち・みらいシリーズ講演会 第8回
「こどもと低線量被ばく」
講 師 :谷内江 昭宏 氏(金沢大学医薬保健研究域医学系 小児科学 教授)
と き :2013 年11月24日(日)午後2時〜4時
ところ:金沢市異業種研修会館 2階 第2〜4研修室
    (金沢市打木町東1400番地 TEL:076-240-1934)
    http://www4.city.kanazawa.lg.jp/17009/igyousyu.html
参加費:無料
申込み:11月18日(月)まで
◎【託児あり】参加申込みと一緒にお申し込みください。

チラシはこちらから
http://www.ishikawahokeni.jp/event/news131124.html

■石川県保険医協会
 http://www.ishikawahokeni.jp/ 原発・いのち・みらいシリーズ講演会 第8回
11月25日入力 11.25(月)
11月26日入力 11.26(火)
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   18:30〜21:00
「特定秘密保護法案」学習会のお報せ
 10月25日、パブリックコメント8割の反対、日弁連や新聞(毎日・東京・北陸中日等)、多くの学者・知識人そして市民の反対を無視し、4分の3の国民がその内容を知らない状態のまま「特定秘密保護法案」が国会に提出されました。「特定秘密」の範囲は曖昧で軍事外交のみならず、TPPや原発なども「保護」の対象になりえます。また公務員のみならず、かかわった市民も厳罰の対象となります(公務員懲役最大十年、市民五年)。さらに「特定秘密」の経年公開義務はなく、政権が変わらなければ秘密は永遠の闇に葬られます。この法案は、「日本をとりもどす」=戦前の暗黒支配の復活にカルト的執着を抱く安倍晋三氏が、シリア開戦に失敗するなど、行き詰まりにあせるアメリカ産軍複合体のおもわくに便乗して成立させようとしているものと思われます。
 このような暗黒の法案を成立させてはなりません。くるま座はそれに対する反対行動の一環として、岩淵正明弁護士を講師とする「秘密特定保護法案」学習会を、11月26日(火)下記の要領で開催することにしました。多くの方々のご参加を期待します。またくるま座は、11月30日(土)中央公園口での「特定秘密保護法案」反対街宣も行う予定です。こちらにも多くの方々のご参加を期待してやみません。
特定秘密保護法案の学習会ー岩淵正明弁護士を招いて
11月27日入力 11.27(水)
11月28日入力 11.28(木)
11月29日入力 11.29(金)
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   19:00〜21:00
語 朝鮮王朝の滅亡
 金重明著
 (新赤版1439)

     
 近代朝鮮の人々は何を考えていたのか?

 『坂の上の雲』をはじめとする小説で司馬遼太郎は、明治という時代を明るく、飛躍する時代として描いていますが、そこに描かれている日清戦争、日露戦争の戦場となった朝鮮から見ると、はたしてどのような時代だったのでしょうか?

 朝鮮王朝は、近代資本主義という世界システムが東アジアを呑み込んでいく激浪の時代に滅亡し、植民地となっていきました。本書は、その過程を明治日本との関わりに焦点をあてて描きだした歴史物語です。明治日本と朝鮮の等身大の関係が浮かびあがってくると同時に、洪大容らの実学者、近代朝鮮を代表するジャーナリスト張志淵、思想家・申采浩らの歴史的文献が手軽に読め、朝鮮の人々が何を考えていたがよく分る一冊です。ぜひ書店でご覧ください。

(新書編集部 平田賢一) 
 
      

  
■著者からのメッセージ

 朝鮮が植民地となっていく過程を、物語のように平易に書いてみたい、とずっと思っていた。日本と朝鮮の現在と未来を考える上で必要不可欠な知識であるにもかかわらず、多くの人々の常識になっているとはとても言えないのが現状だからだ。……儒教の原点に立ち返ろうとした朝鮮近世の実学者は、実心実用を重視した。近代以後の科学技術は、なるほど実用の学ではあったが、実心―誠の学、真実の学であるかどうかをみずから厳しく問い続ける姿勢―が欠如していた。たとえば、あらゆる化学的処理を拒絶する猛毒を子孫に残す原子力発電所の開発やわずか10人の豪奢な暮らしを3990人の犠牲の上に成り立たせることをめざす新自由主義の経済理論を、実学者ならどう評価するだろうか。実学を現代の視点から問い直す意味はこのようなところにもあるだろう。 

(本書「あとがき」より) 
 
      

  
■著者紹介
金 重明(キム・チュンミョン)1956年生まれ。小説家。
  著書に『算学武芸帳』(1997年、朝日新聞社、第8回朝日新人文学賞受賞)、『抗蒙の丘―三別抄耽羅戦記』(2006年、新人物往来社、第30回歴史文学賞受賞)、『戊辰算学戦記』(1999年、朝日新聞社)、『皐の民』(2000年、講談社、2006年、勉誠出版『〈在日〉文学全集』第13巻所収)、『北天の巨星』(2010年、講談社)、『13歳の娘に語る ガロアの数学』(2011年、岩波書店)、『13歳の娘に語る ガウスの黄金定理』(2013年、岩波書店)ほか。


  
      

  ■目次    

      
   はじめに   
  
 
   

  
第1章 
近代朝鮮の前夜―実学者たちの構想   
  1 英正時代―朝鮮王朝中興の名君
 2 硬直化した朱子学に叛旗をひるがえした実学
 3 地球は丸く、自転している―洪大容
 4 すべての学問は民を豊かにするために―朴趾源・朴斉家
 5 役に立たない学問は死んだ学問である―・
6 洗礼を受けた士大夫―キリスト教の浸透 
    

  
第2章 
開国か、鎖国か―揺れる朝鮮半島   
  1 空白の80年―正祖の急死と実学者の受難
 2 常軌を逸した収奪と社会不安―民乱の時代
 3 外国船現れる―大院君の鎖国政策の中で
4 清に翻弄される日本―朝鮮の内政に干渉 
    

  
第3章 
日清戦争は日朝戦争として始まった―戦場は朝鮮だった   
  1 徹底した平等主義の農民軍―東学の創建
 2 日本、清を戦争に引きずりこむ―豊島沖の海戦
 3 農民軍の敗北と残党狩り―日常化する残虐行為
 4 王宮に乱入した日本人―后妃・閔妃を殺害 
    

  
第4章 
朝鮮王朝の落日―併合条約の締結   
  
1 国王から皇帝へ―大韓帝国を宣言
 2 日本の朝鮮支配への道―日露戦争から保護条約へ
3 抵抗する朝鮮の人々―愛国啓蒙運動と義兵運動
 4 花電車で祝う日本人―朝鮮滅亡の日
 
    

   あとがき
 主要参考文献
  略年表
  索引   


  ■岩波新書にはこんな本もあります   
  
近代朝鮮と日本
 趙 景達著 新赤版1397 
日韓併合小史 山辺健太郎著 青版D128 

日清・日露戦争  シリーズ日本近現代史
 原田敬一著 新赤版1044 
コロニアリズムと文化財―近代日本と朝鮮から考える 荒井信一著 新赤版1376 
朝鮮通信使―江戸日本の誠信外交 仲尾 宏著 新赤版1093 
 
 物語  朝鮮王朝の滅亡第ニ回輪読会
11月30日入力 11.30(土)

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