市民の政策研究会「くるま座」 詳細予定表
ヘルプ   キーワード   検索条件 
今月に戻る
 
2012年12月






1
2
3 4 5 6 7
8
9
10 11 12 13 14 15
16
17 18 19 20 21
22
23
24
25 26 27 28 29
30
31




2013年1月


1
2
3
4
5
6
7 8 9 10 11
12
13
14
15 16 17 18 19
20
21 22 23 24 25
26
27
28 29 30 31








2013年2月





1
2
3
4
5 6 7 8
9
10
11
12 13
14
15 16
17
18 19 20 21 22
23
24
25 26 27 28








一括入力 日付 2013年1月のスケジュール(詳細を確認するには、予定名をクリックしてください)
1月1日入力 01.01(火)
元日

1月2日入力 01.02(水)
1月3日入力 01.03(木)
1月4日入力 01.04(金)
1月5日入力 01.05(土)
1月6日入力 01.06(日)
1月7日入力 01.07(月)
1月8日入力 01.08(火)
1月9日入力 01.09(水)
1月10日入力 01.10(木)
1月11日入力 01.11(金)
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
   19:00〜21:00
 『ネットと愛国』輪読会報告および『日本の国境問題』輪読会案内
                                 半沢英一
 くるま座隔週金曜夜輪読会は第14番目のテキスト安田浩一『ネットと愛国』を、昨年12月21日の第11回目で読み切りました。参加人数はのべ89人、一回平均8人強でした。お忙しい中ご参加いただいた皆様に、テューターとして厚く御礼申し上げます。
 本書は「在日特権を許さない会」略称「在特会」をテーマにしています。「在特会」とは、「在日特権」という(少しでも在日の人たちを知っていれば馬鹿馬鹿しくてとても口に出せない)空想に基づき、「ゴキブリ朝鮮人を日本から叩き出せ」といった(自分を興奮した動物レベルまで貶める)罵倒を集団で繰り返している人たちです。当然ながら著者の安田さんもその人たちの短絡・荒廃を嫌悪するのですが、それだけでなくその人たちをそういった動物レベルの行動に駆り立てる背景や動機を、同じように悩み多き人間として探ろうとしたルポルタージュです。
 輪読会では、この人たちの行為は非難されるべきではあるが、この人たち自身、社会に居場所がなく社会的承認に飢えている社会的弱者であり、加害者であると同時に被害者でもあるという複雑な状況を見なければならないといったことが話し合われました。
 またこういった行動が、建造物侵入や威力業務妨害といった一般刑法でのみさばかれ、ヨーロッパなどのようにヘイトクライムで現行犯逮捕されない日本の状況についても議論が交わされました。
 テューターとしては全巻読破の予定ではなかったのですが、議論が活発になされたのでついつい最後までいってしまった次第です。簡単に結論が出るテーマでもないので、問題意識は継続して行きたいとも思っています。
 さて輪読会の次のテキストは孫崎亨(まごさきうける)さんの『日本の国境問題』ちくま新書です。孫崎さんはベストセラーになった『戦後史の正体』の著者で、ご存じの方も多いと思います。元外務官僚で、その歴史観には市民として従い難いものもあるのですが、著述は冷静な実証的姿勢で書かれていると思います。北方領土問題が1956年に択捉・国後ソ連領、歯舞・色丹日本領でまとまろうとしていたとき、アメリカの介入でご破算になったという史実などは、日本人すべてが知っておかなければならないように思います。そういった事実がいろいろ学べる本です。1月11日に第1回、25日に第2回の輪読会を(午後7時から9時まで、午後6時半開場)行うので、初めての方も気楽に、常連の方はふるってご参加ください。
『日本の国境問題』第一回輪読会
1月12日入力 01.12(土)
1月13日入力 01.13(日)
1月14日入力 01.14(月)
成人の日

1月15日入力 01.15(火)
1月16日入力 01.16(水)
1月17日入力 01.17(木)
1月18日入力 01.18(金)
1月19日入力 01.19(土)
1月20日入力 01.20(日)
1月21日入力 01.21(月)
1月22日入力 01.22(火)
1月23日入力 01.23(水)
1月24日入力 01.24(木)
1月25日入力 01.25(金)
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
   19:00〜21:00
 『ネットと愛国』輪読会報告および『日本の国境問題』輪読会案内
                                 半沢英一
 くるま座隔週金曜夜輪読会は第14番目のテキスト安田浩一『ネットと愛国』を、昨年12月21日の第11回目で読み切りました。参加人数はのべ89人、一回平均8人強でした。お忙しい中ご参加いただいた皆様に、テューターとして厚く御礼申し上げます。
 本書は「在日特権を許さない会」略称「在特会」をテーマにしています。「在特会」とは、「在日特権」という(少しでも在日の人たちを知っていれば馬鹿馬鹿しくてとても口に出せない)空想に基づき、「ゴキブリ朝鮮人を日本から叩き出せ」といった(自分を興奮した動物レベルまで貶める)罵倒を集団で繰り返している人たちです。当然ながら著者の安田さんもその人たちの短絡・荒廃を嫌悪するのですが、それだけでなくその人たちをそういった動物レベルの行動に駆り立てる背景や動機を、同じように悩み多き人間として探ろうとしたルポルタージュです。
 輪読会では、この人たちの行為は非難されるべきではあるが、この人たち自身、社会に居場所がなく社会的承認に飢えている社会的弱者であり、加害者であると同時に被害者でもあるという複雑な状況を見なければならないといったことが話し合われました。
 またこういった行動が、建造物侵入や威力業務妨害といった一般刑法でのみさばかれ、ヨーロッパなどのようにヘイトクライムで現行犯逮捕されない日本の状況についても議論が交わされました。
 テューターとしては全巻読破の予定ではなかったのですが、議論が活発になされたのでついつい最後までいってしまった次第です。簡単に結論が出るテーマでもないので、問題意識は継続して行きたいとも思っています。
 さて輪読会の次のテキストは孫崎亨(まごさきうける)さんの『日本の国境問題』ちくま新書です。孫崎さんはベストセラーになった『戦後史の正体』の著者で、ご存じの方も多いと思います。元外務官僚で、その歴史観には市民として従い難いものもあるのですが、著述は冷静な実証的姿勢で書かれていると思います。北方領土問題が1956年に択捉・国後ソ連領、歯舞・色丹日本領でまとまろうとしていたとき、アメリカの介入でご破算になったという史実などは、日本人すべてが知っておかなければならないように思います。そういった事実がいろいろ学べる本です。1月11日に第1回、25日に第2回の輪読会を(午後7時から9時まで、午後6時半開場)行うので、初めての方も気楽に、常連の方はふるってご参加ください。
『日本の国境問題』第二回輪読会
1月26日入力 01.26(土)
1月27日入力 01.27(日)
1月28日入力 01.28(月)
1月29日入力 01.29(火)
1月30日入力 01.30(水)
1月31日入力 01.31(木)

今月に戻る
2012年12月  2013年1月 2013年2月
管理者用
詳細予定表 version1.03 ©hirayama