市民の政策研究会「くるま座」 詳細予定表
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一括入力 日付 2012年1月のスケジュール(詳細を確認するには、予定名をクリックしてください)
1月1日入力 01.01(日)
元日
1月2日入力 01.02(月)
振替休日
1月3日入力 01.03(火)
1月4日入力 01.04(水)
1月5日入力 01.05(木)
1月6日入力 01.06(金)
1月7日入力 01.07(土)
1月8日入力 01.08(日)
1月9日入力 01.09(月)
成人の日
1月10日入力 01.10(火)
1月11日入力 01.11(水)
1月12日入力 01.12(木)
1月13日入力 01.13(金)
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   19:00〜21:00 『ＴＰＰ亡国論』輪読会案内　　　　半沢英一 　くるま座隔週金曜夜輪読会は、１２月１６日（金）１９時（開場１８時３０分）〜２０時４５分に、第１１番目のテキストとして中野剛志さん『ＴＰＰ亡国論』集英社新書の第一回輪読を行います。 　原発事故の衝撃に眼を奪われ注意が怠りがちになりますが、ネオリベラリズム（新自由主義）による日本の荒廃もいっそうその深刻さを増しつつあります。民主・自民・公明３党は労働者派遣法「改正案」から「製造業派遣・登録型派遣の原則禁止」を削除することに合意しました（１１月１５日）。また大阪市・堺市の財源を奪い人員をリストラし、企業減税によって「企業にもうけてもらう」（大阪維新の会公式サイト）大阪都構想を掲げながら、選挙では「二重行政を解消し、医療、福祉、教育にカネをまわす」とデマを連呼した橋下徹氏が、大阪ダブル選挙に圧勝しました（１１月２７日）。そういった状況の中に私たちはいるのです。 　この上ＴＰＰ（Trans-Pacific Partnership）に参加したら、原発事故の影響とあいまって日本はほんとうに「終わり」になってしまうかも知れません。日本の民主主義は随処でＴＰＰに対する警戒を深め、批准に抵抗しなければなりません。この輪読会もそういった動きの一環として企画されました。 　三年前リーマン・ショックの年に私はフェアトレード・ショップ・アジールで「ネオリベラリズムの反人権性」という講話（アジールＨＰで記録公開）をさせてもらいました。そのとき私はネオリベラリズムの本質は、ＩＬＯフィラデルフィア宣言（１９４４）で「労働は商品ではない」とされたのに「労働市場の柔軟化」を目指すといった、資本の利潤のために人権を破壊することにあると主張しました。またＴＰＰの前身でもあるＷＴＯ（World Trade Organization）のＧＡＴＳ（General Agreement on Trade in Service）が、世界人権宣言（１９４８）で基本的人権に属すとされ従って無条件に保証されなければならない教育・医療・社会保障を利潤の対象としていることを注意しました。さらにそれらを護ろうとする国を、ＷＴＯ内のＤＳＢ（Dispute Settlement Body）なる機関が裁定し、他国に対しその国の輸出品へ関税を許すというペナルティを課していることも指摘しました。 　また私は当時のＷＴＯ（ドーハ・ラウンド）が各国内民主主義の力によって暗礁に乗り上げており、ＡＰＥＣ（Asia-Pacific Economic Cooperation Conference）が年内合意に同意したものの（２００８年１１月２２日）、まあ駄目でしょうとも予言しました。ＷＴＯの状況は私のいったとおりになっています。 　しかしアメリカはリーマン・ショック後、国有化した世界最大の保険会社ＡＩＧの事後処理など、大きな経済的負担をかかえました。そのため機能マヒに陥ったＷＴＯに換え、より端的に日本を巨大な輸出先市場としてこじあける道具として出してきたのがＴＰＰだと思われます。よく云われていることですが中国もインドも韓国もＴＰＰに参加するはずがなくＴＰＰは実質的に日米ＦＴＡ（Free Trade Agreement）なのです。 　そしてＴＰＰでは資本の利潤のために人権を護る国内法を破壊する機能はＧＡＴＳに比べ格段に強化されています。野田総理が不勉強にも知らなかったことが国会答弁で顕わになった、ＩＳＤ（Investor-Nation Dispute）という投資家を国家から（露骨にいえば人権を護る国内法から）保護する規定があり、「違反」した国家に関税許可などという間接的措置ではなく直接罰金を課せるのです。しかもその裁定は世界銀行傘下のＩＣＳＩＤ（International Center for Settlement of Investment Dispute）でなされます。 　その結果、日本の医療・社会保障制度は壊滅し、現在でも４０％と危機的状況にある食料自給率は一桁台まで落ちるとされます。ＴＰＰを推進する人たちはＧＤＰ２％の農林水産業のため日本経済を犠牲にして良いのかといいますが、ＴＰＰで恩恵を受ける製造業のＧＤＰ比率はわずか１７％（輸出依存はもちろんそれ以下）、ＴＰＰで蚕食されるであろう内需市場であるサービス業・卸小売業は３５％です。そしてＷＴＯのため引き起こされたメタミドホス汚染米問題とは比較にならない規模の、当たり外れのあるロシアン・ルーレットの放射能被曝に比べはずれなしの実害をもたらす過剰農薬・化学汚染食品が日本に蔓延することになるでしょう。 　まさにＴＰＰは亡国の条約です。 　『ＴＰＰ亡国論』の著者・中野剛志さんは経済産業省のキャリアだった人で、現在は京都大学へ出向中のエコノミストです。その歴史・社会観に同意できないものもありましたが、官僚出身者としては珍しく民主主義的価値観や社会的正義感を持っておられる人のようで、多くの主張は共感できるものでした。またエコノミストとして世界のマクロ経済をとらえる眼も鋭く、アジア市場の成長といってもアジア諸国は資本財を輸入し加工組み立てを行った製品を欧米に輸出しているのがその実態であり、欧米市場がおかしくなったからアジア市場だという捉え方は（欧米の景気とアジアのそれは連動しているから）浅薄だといったなるほどと感じ入る指摘も多々ありました。 　ただしＴＰＰを「亡国」の視点からとらえることに限界を感じたことも事実です。第一に、ＴＰＰを推進する主体は国際的なものです。例えば、日本がＴＰＰに参加することで莫大な利益を受けるであろう巨大アグリビジネス・モンサント（ベトナム戦争の枯れ葉剤とか遺伝子組み換え食品などで悪名高い企業）と、ＴＰＰを必死に喧伝している米倉経団連会長が会長をしている住友化学は提携しています。第二に、ギリシア危機やＯＷＳ（Occupy wall street）運動に見られるように、ＴＰＰを生み出した資本主義自体が国際的（というより世界史的）危機の中にあります。つまりＴＰＰ問題は国家の視点からではなく、世界全体の眼でとらえなければ分からないものだと思うのです。 　しかし『ＴＰＰ亡国論』は私たちがＴＰＰ問題を考えるうえで、学ぶところの多い好著ですし、議論の良い叩き台になるとも思います。１６日からの輪読会に多くの方が参加されることを期待してやみません。 中野剛志　「TPP亡国論」第二回輪読会
1月14日入力 01.14(土)
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   14:00〜16:00 ９月　１２月議会の報告 森かずとし市政報告会
1月16日入力 01.16(月)
1月17日入力 01.17(火)
1月18日入力 01.18(水)
1月19日入力 01.19(木)
1月20日入力 01.20(金)
1月21日入力 01.21(土)
1月22日入力 01.22(日)
1月23日入力 01.23(月)
1月24日入力 01.24(火)
1月25日入力 01.25(水)
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   13:00〜15:00 皆さん、 食品の放射能汚染に関心のある方、 見学会への参加者を募集します。 金沢市は、昨年11月に放射能測定器(ガンマ線スペクトロメーター)を 購入し食肉流通センターに隣接した金沢市食肉衛生検査所に設置し ました、11月14日より食肉流通センターでと蓄処理される県外産牛の 放射性物質の検査を開始しています。 この検査機器や検査体制などをこの目で見たいと金沢市へ見学の申 し入れを行いました。 森一敏金沢市議員が同行します。 日時　　１月２７日(金)　１３時より(１〜２時間) 場所　　 金沢市食肉衛生検査所(金沢市才田町戊324-2) 25日水曜日までに 076-241-9068 林　秀樹まで申し込みください mail h.hayashi@aqua.email.ne.jp 一応現地集合ですが、車乗り合いでなるべく調整したいと思います。 1月10日には盛本芳久県議員の呼びかけで、石川県保険環境センター へ放射能測定器(:ゲルマニウム半導体検出器)等の市、町議員中心の 見学会へ参加してきました、金沢市の測定器が250万の簡易型1台な のに比べると石川県のものは本体が2000万の測定器が4台設置されて おり石川産の魚(なぜかマグロ、ブリなど回遊魚や甘エビなどは除いている) 農産物などを測定して、HPに公開しているという。 この保険環境センターが志賀原発周辺のモニタリングポスト等のコン トロールセンターとしてあり、立地県への莫大な補助金によって建設 されている印象を受けました。 仮称「子供たちを放射能から守る会・石川」を創ろうとしています、 一緒にやりませんか。 3.11の福島第一原発の事故以後、私たちは食品の放射能汚染から まずは子供たちを守るためにどんな事が必要かと考えてきました、 11月26日に勉強会行いました。 主な目的は 1.誰でも利用可能な、放射能測定所を金沢に、自治体への要請など。 2.石川県の学校給食の食材をすべて放射能測定する体制に。 3.食品販売業、スーパー、コンビニなどに食材の放射能測定検査の 実態を調査、アンケート、申し入れ等の実施。 等の行動をしていく予定です、ぜひ参加ください。 当面の連絡係　林　秀樹　　 076-241-9068　 mail h.hayashi@aqua.email.ne.jp金沢市が昨年導入した放射能測定器の見学会を行います
   19:00〜21:00 　『ＴＰＰ亡国論』輪読会案内　　　　半沢英一 　くるま座隔週金曜夜輪読会は、１２月１６日（金）１９時（開場１８時３０分）〜２０時４５分に、第１１番目のテキストとして中野剛志さん『ＴＰＰ亡国論』集英社新書の第一回輪読を行います。 　原発事故の衝撃に眼を奪われ注意が怠りがちになりますが、ネオリベラリズム（新自由主義）による日本の荒廃もいっそうその深刻さを増しつつあります。民主・自民・公明３党は労働者派遣法「改正案」から「製造業派遣・登録型派遣の原則禁止」を削除することに合意しました（１１月１５日）。また大阪市・堺市の財源を奪い人員をリストラし、企業減税によって「企業にもうけてもらう」（大阪維新の会公式サイト）大阪都構想を掲げながら、選挙では「二重行政を解消し、医療、福祉、教育にカネをまわす」とデマを連呼した橋下徹氏が、大阪ダブル選挙に圧勝しました（１１月２７日）。そういった状況の中に私たちはいるのです。 　この上ＴＰＰ（Trans-Pacific Partnership）に参加したら、原発事故の影響とあいまって日本はほんとうに「終わり」になってしまうかも知れません。日本の民主主義は随処でＴＰＰに対する警戒を深め、批准に抵抗しなければなりません。この輪読会もそういった動きの一環として企画されました。 　三年前リーマン・ショックの年に私はフェアトレード・ショップ・アジールで「ネオリベラリズムの反人権性」という講話（アジールＨＰで記録公開）をさせてもらいました。そのとき私はネオリベラリズムの本質は、ＩＬＯフィラデルフィア宣言（１９４４）で「労働は商品ではない」とされたのに「労働市場の柔軟化」を目指すといった、資本の利潤のために人権を破壊することにあると主張しました。またＴＰＰの前身でもあるＷＴＯ（World Trade Organization）のＧＡＴＳ（General Agreement on Trade in Service）が、世界人権宣言（１９４８）で基本的人権に属すとされ従って無条件に保証されなければならない教育・医療・社会保障を利潤の対象としていることを注意しました。さらにそれらを護ろうとする国を、ＷＴＯ内のＤＳＢ（Dispute Settlement Body）なる機関が裁定し、他国に対しその国の輸出品へ関税を許すというペナルティを課していることも指摘しました。 　また私は当時のＷＴＯ（ドーハ・ラウンド）が各国内民主主義の力によって暗礁に乗り上げており、ＡＰＥＣ（Asia-Pacific Economic Cooperation Conference）が年内合意に同意したものの（２００８年１１月２２日）、まあ駄目でしょうとも予言しました。ＷＴＯの状況は私のいったとおりになっています。 　しかしアメリカはリーマン・ショック後、国有化した世界最大の保険会社ＡＩＧの事後処理など、大きな経済的負担をかかえました。そのため機能マヒに陥ったＷＴＯに換え、より端的に日本を巨大な輸出先市場としてこじあける道具として出してきたのがＴＰＰだと思われます。よく云われていることですが中国もインドも韓国もＴＰＰに参加するはずがなくＴＰＰは実質的に日米ＦＴＡ（Free Trade Agreement）なのです。 　そしてＴＰＰでは資本の利潤のために人権を護る国内法を破壊する機能はＧＡＴＳに比べ格段に強化されています。野田総理が不勉強にも知らなかったことが国会答弁で顕わになった、ＩＳＤ（Investor-Nation Dispute）という投資家を国家から（露骨にいえば人権を護る国内法から）保護する規定があり、「違反」した国家に関税許可などという間接的措置ではなく直接罰金を課せるのです。しかもその裁定は世界銀行傘下のＩＣＳＩＤ（International Center for Settlement of Investment Dispute）でなされます。 　その結果、日本の医療・社会保障制度は壊滅し、現在でも４０％と危機的状況にある食料自給率は一桁台まで落ちるとされます。ＴＰＰを推進する人たちはＧＤＰ２％の農林水産業のため日本経済を犠牲にして良いのかといいますが、ＴＰＰで恩恵を受ける製造業のＧＤＰ比率はわずか１７％（輸出依存はもちろんそれ以下）、ＴＰＰで蚕食されるであろう内需市場であるサービス業・卸小売業は３５％です。そしてＷＴＯのため引き起こされたメタミドホス汚染米問題とは比較にならない規模の、当たり外れのあるロシアン・ルーレットの放射能被曝に比べはずれなしの実害をもたらす過剰農薬・化学汚染食品が日本に蔓延することになるでしょう。 　まさにＴＰＰは亡国の条約です。 　『ＴＰＰ亡国論』の著者・中野剛志さんは経済産業省のキャリアだった人で、現在は京都大学へ出向中のエコノミストです。その歴史・社会観に同意できないものもありましたが、官僚出身者としては珍しく民主主義的価値観や社会的正義感を持っておられる人のようで、多くの主張は共感できるものでした。またエコノミストとして世界のマクロ経済をとらえる眼も鋭く、アジア市場の成長といってもアジア諸国は資本財を輸入し加工組み立てを行った製品を欧米に輸出しているのがその実態であり、欧米市場がおかしくなったからアジア市場だという捉え方は（欧米の景気とアジアのそれは連動しているから）浅薄だといったなるほどと感じ入る指摘も多々ありました。 　ただしＴＰＰを「亡国」の視点からとらえることに限界を感じたことも事実です。第一に、ＴＰＰを推進する主体は国際的なものです。例えば、日本がＴＰＰに参加することで莫大な利益を受けるであろう巨大アグリビジネス・モンサント（ベトナム戦争の枯れ葉剤とか遺伝子組み換え食品などで悪名高い企業）と、ＴＰＰを必死に喧伝している米倉経団連会長が会長をしている住友化学は提携しています。第二に、ギリシア危機やＯＷＳ（Occupy wall street）運動に見られるように、ＴＰＰを生み出した資本主義自体が国際的（というより世界史的）危機の中にあります。つまりＴＰＰ問題は国家の視点からではなく、世界全体の眼でとらえなければ分からないものだと思うのです。 　しかし『ＴＰＰ亡国論』は私たちがＴＰＰ問題を考えるうえで、学ぶところの多い好著ですし、議論の良い叩き台になるとも思います。１６日からの輪読会に多くの方が参加されることを期待してやみません。 中野剛志　「TPP亡国論」第三回輪読会
1月28日入力 01.28(土)
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   13:30〜16:00 『原子力防災学習会』 講師：末田一秀さん 1月28日（土）13時30分〜16時（予定） 教育会館４F、第3会議室 参加費：500円 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆末田一秀さんプロフィール☆ 1957年 大阪府生まれ はんげんぱつ新聞編集委員、自治労脱原発ネットワークアドバイザー 1980年より環境行政に従事 著書：「福島・柏崎刈羽の原発震災ー活かされなかった警告」（七つ森書館） ☆末田さんのホームページ【環境と原子力の話】 http://homepage3.nifty.com/ksueda/ 「新着情報」の上から何番目かに、原子力防災関連の記事が載っています。 ☆「原子力防災見直しの問題点」 ☆「原子力防災追及は脱原発の力になるか」 志賀原発１号機の試運転が始まるときにつくられた県の原子力防災計画は、 原発から半径１０ｋｍ以内（それも陸域だけ）を対象としたものです。 福島の事故で、いままでの原子力防災計画が破綻したことは明らかですが、 では いったいどうすればよいのか？ 能登半島の中ほどに原発があり、西隣りの福井県には老朽化が進んだ原発がいく つもあります。【この石川の現状に即して、原子力防災について末田さんといっ しょに考えてみよう】と企画した学習会です。 石川県では、昨年12月21日に防災課意義原子力防災対策部会が開催され、 原子力防災計画の見直し作業が始められようとしています。 この対策部会の部会長は、（独）原子力安全基盤機構の防災対策部審議役の 斎藤実氏です。 こんな人が部会長で、いったいどんな見直しをするのでしょうか？ 黙っていたら、「一応、防災計画も見直しました」と、原発再稼働のための手続 きを進める一つのステップにされかねません。 防災問題から再稼働の動きを止められないか、いっしょに考えてみませんか。 『原子力防災学習会』
1月29日入力 01.29(日)
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   11:30〜12:30 　2012年1月27日、島根原発2号機が定期検査に入り、いよいよ日本で稼動中の原発は、全５４基中　３基（６％未満）となりました。現在停止している原発の運転再開がなければ、泊原発３号機が４月末に停止した時点で、日本の原発稼動率はゼロになります。 【現在運転している原発と、停止予定】 ・高浜原発３号機（関西電力）2012年2月20日 ・柏崎刈羽原発６号機（東京電力）2012年3月末まで ・泊原発３号機（北海道電力）2012年4月末まで 　こうした状況の下、再稼働への圧力は高められるでしょう。 　寒い中ですが、脱原発１０００万人署名が集約締め切りを控えて、社民党金沢は街頭署名を展開します。全国的にもこの署名は目標を大きく下回っており、脱原発のかけ声倒れが懸念されています。以下の日程で集中的に署名の呼びかけを行います。私も、弁士を務めます。どうか、ご都合をつけられ、一緒にまちかどに立って頂きたいと思います。お願い致します。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　森　一敏 1000万人街頭署名行動
   13:00〜16:00 　この公開講座は、かなざわ夜回りの会が協賛し、夜回りの会の松田洋介世話人、坂優世話人がそれぞれ司会者、シンポジストとなって貧困とその背景にありがちなアルコール依存症の問題について、私たちの課題として掘り下げます。開催日間近でのご案内となり申し訳ありませんが、どうぞご都合をつけられ、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かなざわ夜回りの会　森　一敏 第一部　　講演　　不安からの脱出〜人の弱さを認められる社会へ〜 　　　　　講師　医療社団法人　一陽会　陽和病院　森川すいめい先生 第二部　　シンポジウム『生きづらさを考える』 　　　　　シンポジスト　　金沢市断酒会　　村田登亀雄 　　　　　　　　　　　　　金沢夜回りの会　坂　優 　　　　　　　　　　　　　松原病院　看護師長　宮下和彦 　　　　　 　　　　　助言者　　　　　森川すいめい 　　　　　コーディネーター　石川県こころの健康センター　中宮久美子 　　　　　市民公開セミナー　　不安からの脱出〜人の弱さを認められる社会へ〜
   17:00〜19:00 ジョゼと虎と魚たち 犬童一心監督　第１回作品です いつも云われるけど「恋はするものではなくて落ちるものです」 モテモテの軽い乗りのチャラ男くんは恋に落ちてしまったのです 一人では何もできないと思われていたジョゼに見事に落ちてしまった 恋は絶対に落ちるべきです。 人生で落ちてもイイ落とし穴は恋だけです 例え其れが甘い地獄の入口だとしても落ちる（しまった！それは別のお話でした 大学生の恒夫（妻夫木聡）は、深夜に麻雀屋でアルバイトをしている。今日の客の話題は、最近近所で見かける謎の老婆のこと。決まって明け方に乳母車を押して歩く老婆が乗せているのはミイラか？　札束か？はたまたヤヤクか……。明け方、恒夫は、坂の上から乳母車が走ってくるのに遭遇する。恒夫が近寄り、中を覗くと、包丁を握り締めた少女（池脇千鶴）がいた。恒夫は危うく刺されそうになるが、間一髪で難を逃れる。乳母車の中身は、老婆の孫だった。彼女は原因不明の病で生まれてから一度も歩いたことがないという。老婆は近所に孫の存在を隠して暮らしており、夜明け間もない時間に乳母車に乗せて散歩させていた。そのまま恒夫はふたりの家に連れて行かれ、朝食をごちそうになる。こうして、恒夫と脚の不自由な少女は出会った。恒夫が少女に名前を尋ねると、彼女はジョゼと名乗った。恒夫は、不思議な存在感を持つジョゼに興味を持つ。一方で恒夫は、大学の同級生の香苗（上野樹里）)に好意を持っている。福祉関係の就職を希望している香苗との会話のネタに、脚の悪いジョゼが家の中のあっちこちからダイブすることなども持ち出したりするが、思うように関係は進まない。ジョゼのことも気になる恒夫は、事あるごとに家を訪ねる。ジョゼの部屋には祖母が拾ってきた様々なジャンルの本がある。その中から、恒夫が抜き出した一冊が、フランソワーズ・サガンの『一年ののち』。いつもそっけないジョゼが、その本の続編を読みたいと強く言う。恒夫は既に絶版となっていた続篇『すばらしい雲』を古本屋で探し出し、プレゼントする。「ねぇ、その主人公がジョゼっていうんだよね？」という恒夫の問いかけにジョゼは全く応じず、夢中で本を読みながら柔らかな笑みを浮かべる。そんなジョゼを見つめながら、恒夫も微笑む。恒夫の計らいで国の補助金がおり、ジョゼの家の改築工事が始まった。完成が迫ったある日、突然、香苗が見学に訪れる。戸惑う恒夫。「彼女?　恒夫くんが言っていた、すごい元気な女の子」。押入れの中でふたりの会話を聞きながらうつむくジョゼ。その日の夜、再び恒夫はジョゼを訪ねる。ジョゼは泣きながら本を投げつけ「帰れ!」と叫ぶ。恒夫は祖母に、もう二度と来ないようにと釘をさされる。数ヵ月後。就職活動中の恒夫は、ジョゼの家の改築工事をした会社の見学へ。工事で知り合った現場主任から、ジョゼの祖母が急逝したことを知らされ、呆然とする恒夫。恒夫はバイクにまたがり、ジョゼの家へと急ぐ。もう訪ねることもないと思っていた懐かしい家。心なしかくすんで見える玄関。ジョゼは静かに恒夫を家に招きいれる。お葬式から最近の暮らしぶりまで、淡々と語るジョゼだったが、恒夫がジョゼの行動に口をはさんだ途端、わめきながら恒夫の背中を殴り始める。その怒鳴り声はいつしか泣き声に変わり、やがてふたりはお互いの存在を確認しあうようにひとつになる。ジョゼにとってははじめての経験だった。恒夫とジョゼは一緒に暮らし始める。ジョゼの家に運び込まれる恒夫の荷物。部屋が変わっていくのを不思議そうに見回すジョゼ。「ずっと一緒にいような」と恒夫が言う。ジョゼはぼんやりと空を見つめて微笑む。恒夫は、徐々にジョゼのことを知っていく。二人は動物園に行って虎を見る。ジョゼには夢があった。いつか好きな男の人ができたときに、世の中で一番怖いもの、虎を見る、という。檻の向こうで吼える虎と、怯えて恒夫の腕にしがみつくジョゼ。それを見なが見ながら恒夫は優しく笑う。二人で過ごすささやかな幸せは、いつしか終わりのときがやってくる……。DVD上映会　犬童一心　ジョゼと虎と魚たち
1月30日入力 01.30(月)
1月31日入力 01.31(火)

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